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設備 

設備には診療室の特徴が現れると思いますので、求職者の方に当院の設備をご紹介します。





生体モニター
心臓の鼓動に伴って「ポッポッ・・」と音も出す装置で、ドラマなど生命の危機を表すときに欠かせない計測機器です。

歯科ではインプラントなどの外科時に使われていますが、当院では「事故が起こった後より起こる前」という考え方で日常的に使っています。

この機種の特徴は、測定記録がPCに残せることです。日常的に測ることで患者さんの日常の血圧を知ることだ出来ます。
例えば最高血圧が150mmHgでも、普段100の人と、200を超えている人とでは意味が全く違います。
さらに心電図計からストレス状態もモニターすることができるので、血圧変動が出る前にコントロールすることもできます。
笑気麻酔
麻酔の歴史の中で最初に登場したのが笑気麻酔です。
これがきっかけとなり、現在の全身麻酔へと発展してきました。
それほど古い技術ですから安全性は確立されいます。

一般的には小児治療で使われると思いますが、全身麻酔のような強力な作用が無いため、埃りを被っているところが多いようです。
当院ではその特性をストレスコントロールの道具として、小児から成人まで応用しています。

当院の取り組みは、業界誌で記事となりました。
現在、当院にはAEDも有りますが、これも幾重にも重ねてきた危機管理への姿勢です。
ルーペ
拡大鏡、つまり虫眼鏡です。

当院では、歯科医だけでなく衛生士も、すべての処置を拡大視野下で行っています。
ライト付きなので、無影灯を使う頻度が極端に減りました。


マイクロスコープ
脳外科等で用いている手術用顕微鏡といえば知っている方も多いでしょう。
歯科での普及率は1割程度だと思います。

歯科用のCTより普及率が低いのは、トレーニングが必要だからでしょうか。
拡大鏡同様、視覚を強化する道具ですからこれだけで何かができるわけではありません。

拡大視野が使えるようになる最大のメリットは見えちゃうことです。
スプラソン
超音波スケーラーです。超音波の特性は拡大視野ととても相性がよく、応用範囲は歯石取りだけにとどまりません。

様々なチップを使い分けるので、ハンドピースの数を増やし、チップ付け替えの手間を減らしています。
衛生士業務でも1患者に3・4本のチップを使い分けています。
ペリオスター
スケーラーの自動研磨機です。
道具の手入れと腕は比例します。
手入れの行き届いた道具は人を育てます。
手砥ぎは難易度が高いと考え、簡単・短時間で個人配布のキュレットが手入れがにできるようにしています。

スケーラーの目立て(研ぐ)の道具は他にもありますが一例です。


ぺリオマイクロ
位相差顕微鏡です。
動画として患者さん毎にPCでデータ管理をしています。
歯科疾患のほとんどに細菌が関わっていますが、位相差顕微鏡は全患者のスクリーニングとして使っています。
バナペリオ
これも細菌叢を評価する道具です。
歯周病でレッドコンプレックスと呼ばれる細菌を検出します。チアーサイドで5分ほどで結果が出ます。


CRT
唾液検査キットです。
むし歯発症のリスクを、むし歯菌と言われる代表格であるミュータンス菌とラクトバチルス菌を48時間かけて培養することが必要なため、即時性に劣りますが、生体が持つ虫歯に対する唾液の予防能力と合わせて評価します。

細菌叢を評価することで、発症リスクの評価の一項目として稼働し続けています。

キャディアックス
一般的にはコンダイログラフと呼ばれる顎機能検査機です。
顎機能検査機には幾つかありますが、左右の関節の動きが三次元で読み取れる数少ない中で、検査だけでなくその後の治療にまでつながるシステムとして唯一と考え導入した検査機です。
歯科で重要といわれるか見合わせですが、なかなか得体のしれないの「かみ合わせ」です。

当院では、一般的な歯科疾患(虫歯・歯周病・顎関節症)を細菌だけでなく矯正科で行うセファロ分析や咬合器分析と組み合わせ、骨格的な構造を成長発育からという時間軸も視野に入れて、もっと大きな視野で現症を捕らえようとしています。
バイオスター
マウスピースを作る道具です。

ホワイトニングのトレーを作るだけなら、もっと簡易な吸引式の装置でも作れると思います。
これは加圧式です。
色々な用途に使えますが、最近増えてきた周術期への対応にも使います。医科での手術まで日数がない中、挿管時のリスクを減らすためのマウスガードは加圧式の機械を持っていないと対応しにくいと思います。


CT
現在の普及率は2割程度になったでしょうか。
3次元で細部を把握できるのは私たちにとっても強力なツールです。、
患者さんにとっても、見慣れないレントゲン写真より、レンダリング画像は、歯周病で骨がどれくらい溶けているのかが、立体像として視覚化できるので、判りやすいようです。結果的に患者さんにも説明しやすいと思います。
Er:YAGレーザー

拡大視野やCTといった細かいところまで見えるようになると、当然見えているのに道具が届かないという事態になります。
その引き出しとして、超音波でもできないことを補ってくれます。



クラスBのオートクレーブ

患者毎にハンドピースを取り換えることは開業時からやってきました。そしてオートクレーブもクラスBに更新しました。

診療室
認識できることの重要性を考えて設備を整えてきました。
認識出来たらどうにかしなければならなくなってさらに道具が増えた結果が今の状況です。
つまり、道具は使う人がいるから価値を持つものだと思います。

スタッフが腕を振るうにしても、道具という点ではそんなに悪くないと思っています。
ぜひ、患者さんから頼られる存在になって頂きたいと思います。




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